窓まわりのほこりやにおいが気になっても、カーテンは大きく、外した後の扱いに迷いやすいものです。家庭で洗えるかどうかは素材の見た目ではなく、縫い付けられた洗濯表示と付記用語で判断します。表示を確認し、フックを外し、折り目をそろえて洗うと、絡みや型崩れを抑えやすくなります。
- 最初に洗濯表示と付記用語を読む
- フックを全て外して屏風だたみにする
- 短時間の脱水後は放置せず形を整えて干す
洗えるかどうかを表示で判断する
洗濯おけに数字がある表示は家庭洗濯の上限温度、手の記号は手洗いを示します。おけに×がある場合は家庭で水洗いできません。漂白、タンブル乾燥、自然乾燥、アイロン、商業クリーニングの表示も一続きで確認します。
遮光裏地、刺しゅう、装飾テープなど本体と異なる部材がある場合は、付記用語と販売元の案内を優先します。表示が読めない、裏地が劣化して粉を吹く、縫い目が弱っているときは洗濯を中止して専門店へ相談します。
洗う前に窓まわりと寸法を記録
外す前に床へ触れていないか、カビ、破れ、ほつれ、日焼けによる弱りがないかを確認します。左右のカーテンが似ている場合は、どちらをどの窓へ戻すか写真に残します。
洗濯前の丈と幅を簡単に測っておくと、縮みや伸びの変化に気づけます。黒い点が広く入り生地が弱っている場合は、強くこすらず製造元やクリーニング店へ確認します。

フックを外し、ほこりを落とす
カーテンレールから一枚ずつ外し、金属・樹脂を問わずフックを全て抜きます。フックを付けたまま洗うと、生地や洗濯槽へ引っ掛かるおそれがあります。外した部品は小袋へまとめます。
ヒダ山、裾、タッセルで束ねていた部分はほこりがたまりやすいため、屋内で舞い上げないようハンディモップやブラシ付き掃除機で弱く取り除きます。
屏風だたみでネットへ入れる
ヒダに沿って山と谷を交互に折る屏風だたみにすると、生地が絡みにくくなります。汚れの目立つ面を外側へ向け、カーテンが無理なく入る大きさの洗濯ネットを使います。
一度に詰め込みすぎると洗浄液が回りません。サンゲツは家庭で洗う場合、他の物と分け、洗濯表示に従うよう案内しています。洗剤量とコースはカーテンと洗濯機双方の説明を確認します。
脱水は短く、すぐに形を整える
長い脱水は深いしわや縫い目への負担につながります。表示とメーカー案内の範囲で短時間にし、終了後は洗濯槽へ放置しません。重い状態で強く引っ張らず、二人で支えるか小分けに運びます。
カーテンレールへ戻して干せる製品は、窓や床を先に清掃し、フックを正しく付けて形を整えます。床へ触れる場合は清潔なシートで保護し、窓を開ける際は雨や強風を避けます。

乾燥機とアイロンは表示の範囲だけ
タンブル乾燥の×表示がある製品を乾燥機へ入れてはいけません。アイロンも温度上限とあて布の指示を確認します。遮光コーティングや樹脂部へ熱を加えると傷む場合があります。
自然乾燥中は裾の折れとヒダを手で軽く整え、完全に乾くまで束ねません。湿ったまま閉じるとにおいやカビにつながるため、室内の換気も行います。
日常のほこり取りで洗濯負担を減らす
日頃は開閉時にヒダを軽く広げ、ブラシやハンドモップで表面のほこりを落とします。窓の結露を放置せず、カーテンが濡れたガラスへ貼り付かないようにします。
においを芳香剤だけで隠さず、換気、換気扇、室内の発生源を見直します。洗う頻度は一律に決めず、表示、生地の状態、住環境に合わせます。
まとめ前のチェック
洗濯表示、付記用語、破損、部品、ネット、干す場所を先に確認すれば、外してから迷う時間を減らせます。家庭洗濯不可や劣化があるときは無理をしません。
洗濯後はフックの向きと左右を戻し、レールのぐらつきも確認します。大きなカーテンを高所で扱う際は、安定した踏み台を使い、一人で無理に作業しないことも大切です。
まとめ
最初に洗濯表示と付記用語を読む、フックを全て外して屏風だたみにする、短時間の脱水後は放置せず形を整えて干す。表示や公式情報を確認し、家庭の条件に合わせて無理のない方法を選んでください。
参考資料
- 消費者庁 カーテン:カーテンの組成と家庭洗濯等取扱表示
- 消費者庁 洗濯表示:洗濯・漂白・乾燥・アイロン等の記号
- サンゲツ カーテンのお手入れ方法:ほこり取り、フック、屏風だたみ、ネットと干し方
