フレッシュハーブは、葉が柔らかい物、木質の茎を持つ物、低温が苦手な物で保存条件が違います。全部を濡れたペーパーで包み、冷蔵庫の同じ場所へ入れる方法は合わないことがあります。
基本は、傷んだ葉を除く・水気を残さない・適温へ置く・早めに使うです。特にバジルは低温に弱いため、パセリやミントと同じ冷えた場所へ入れないようにします。
先に要点
- 傷んだ葉と輪ゴムを外す
- 保存前に水気を残さない
- バジルは10〜15℃の目安を確認
- パセリやミントは乾燥を防ぎ冷蔵
- 使い切れない分は用途を決めて冷凍
種類ごとの温度目安
温度はエスビー食品が示すおおよその目安です。冷蔵庫の場所や季節、購入時の状態で変わるため、製品表示と葉の状態を確認し、できるだけ早く使います。
| 種類 | 温度目安 | 扱い方 |
|---|---|---|
| バジル | 10〜15℃ | 冷えすぎを避ける |
| ローズマリー・タイム | 7〜10℃ | 乾燥しすぎを防ぐ |
| パセリ・ミント・ディル等 | 5〜7℃ | 野菜室で適度な湿度 |

保存前の下準備
エスビー食品は、使用前にやさしく水洗いし、保存では水気を残したままにしないことを案内しています。すぐ使わない場合は、購入時の状態と表示に従い、葉を傷めないことを優先します。
- 袋から出し、黒ずみや傷みを確認する。
- 傷んだ葉だけを取り除く。
- 洗った場合は水気を十分に取る。
- 茎を折らず、種類ごとに分ける。
- 保存容器と置き場所を決める。
柔らかい葉は乾燥と圧迫を防ぐ
パセリ、ミント、ディルなどは、乾燥した冷気が直接当たらない野菜室で、袋や容器に入れ、押しつぶさず保存します。湿らせすぎたペーパーで密閉すると水滴が残るため、葉の表面を毎日確認します。
茎を水へ挿す方法は、容器が倒れないこと、水を清潔に保てること、冷蔵庫の棚へ無理なく収まることを確認します。水へ浸かるのは茎の下部だけにします。
バジルは冷えすぎに注意
スイートバジルは10〜15℃が保存温度の目安とされ、冷えすぎると黒ずむことがあります。室温が高い夏は常温放置も傷みやすいため、冷蔵庫の設定や室温を見て置き場所を選びます。
茎を水へ挿す場合は直射日光と高温を避け、水の濁り、茎のぬめり、葉の黒ずみを毎日確認します。異臭や腐敗があれば食べません。

硬い茎のハーブは香りを守る
ローズマリーやタイムは、葉が乾燥しすぎないよう包みつつ、水滴がたまらない容器で冷蔵します。枝を重ねすぎず、使う分だけ取り出します。
肉や魚の香り付けに使う予定なら、一回分へ分けて冷凍する方法もあります。解凍後は生の飾りではなく、加熱料理へ使うと食感の変化が気になりにくくなります。
冷凍は使い道を決めてから
家庭の冷凍は品質が変わりやすいため、生の食感を期待せず、早めに加熱料理へ使います。容器へ日付と用途を書き、解凍と再冷凍を繰り返しません。
- 刻んで少量ずつ:スープ、ソース、炒め物
- ペースト:パスタやトースト用
- バターへ混ぜる:必要量だけ切る
- 枝のまま:煮込みやローストの香り付け
食べない方がよい状態
農林水産省は、食品表示にある保存方法を守り、膨張や異臭のある密封食品は食べないよう案内しています。ハーブも迷ったときは味見で判断せず、廃棄します。
- 異臭がする
- 葉や茎がぬめる
- カビが見える
- 容器内に腐敗した汁がたまる
- 包装が膨らむなど異常がある
よくある質問
- 洗ってから保存する?:洗った場合は水気を十分に取り、使用前にも状態を確認します。
- 全部冷蔵庫へ入れてよい?:バジルなど低温が苦手な種類は別に判断します。
- しおれた葉は戻せる?:軽い乾燥なら冷水で張りが戻る場合がありますが、腐敗は戻りません。
まとめ
ハーブは、種類ごとの適温を確認し、葉を傷めず、水気を残さず保存します。バジルは冷えすぎを避け、パセリやミントは乾燥を防ぎます。使い切れない分は用途を決めて早めに冷凍しましょう。
出典
- S01 エスビー食品|フレッシュハーブの基本(確認日: 2026-08-08)
- S02 エスビー食品|フレッシュハーブQ&A(確認日: 2026-08-08)
- S03 農林水産省|冷蔵庫のかしこい使い方(確認日: 2026-08-08)
- S04 農林水産省|ホームフリージングの注意点(確認日: 2026-08-08)
Text by 松田 遥 / PARK EDIT
